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地元では「権五郎(ゴンゴロウ)さん」と親しみを込めて呼ばれる坂ノ下の御霊(ゴリョウ)神社。毎年9月18日の例祭では神楽の奉納とお御輿の御渡がありますが、何と言っても面掛10人衆の行列が有名で、神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。
鎌倉時代、年に一度の無礼講の際、
源頼朝が身籠らせてしまった娘の身分が低かったため 顔を見せることができず 面をつけた、という俗説があります。
もっとも、相手の身分の貴賎より、政子の気性の荒さを考えると
将軍の恋のたわむれも
本人だけではなく、周りの者にとっても命がけ、と言ったところでしょうか。
そう考えると 面の奇怪な形相も納得できるような・・・