斉藤建設鎌倉日誌

鎌倉・腰越の小動（コユルギ）神社天王祭は漁師町にふさわしく勇壮な雰囲気のするお祭りです。
このお祭りは行合祭といって海を挟んだ向かいの江ノ島八坂神社の祭礼と一緒に行われます。
それぞれの海上渡御も見ごたえがありますが、圧巻は龍口寺前で出会う両基の揃い踏みです。

両基がそれぞれ龍口寺前に集合、
一緒に小動神社まで伴って神事、
その後また龍口寺前までお送りし、
それぞれのお社へ帰る、という流れのようです。
江ノ島八坂神社の方が距離が長くてたいへんですね・・・（＾＾；）

元々小動神社の御神体だった須佐之男命の木像が津波で江の島に流され、八坂神社の祭神として祀られたことに由来するとのことですので、里帰りのような感覚なのでしょうか？

腰越５町のお迎えの山車も沿道に華を添えます。
山車の上の人形は八幡太郎義家と鎌倉権五郎影政や義経・弁慶など
町内によって違うのでそれを見ながら歩くのも楽しいです。


現在では腰越は鎌倉市、江ノ島は藤沢市と行政地区が違うのですが、こういったお祭りなどに参加すると昔ながらの地域の繋がりというのはちゃんと意味があるのだなぁと感じられます。



いただいた榊と穀物。
暑い夏の無病息災を願って。

どうぞ皆様におかれましても、
よい夏をお過ごしください。