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健やかな季節を迎えました。鎌倉は今、春爛漫です。お花見を楽しみにして来ていただいた皆様の中には有名な段葛の桜並木が工事中でがっかりした方もいらっしゃるかもしれませんね・・・。老化が進んだ桜の伐採と再生に向けての整備工事が昨年の秋から行われています。工事中の囲いは無粋と感じられるかもしれませんが、少しでも通りの皆様に楽しんでいただこうと所々に昔の鎌倉の風景が印刷された養生パネルの箇所がありますので、探してみてください。
寺社仏閣だけではなく、一般民家のお庭の花に思わず足を止めてしまうこともしばしば。
大正時代に植えられた段葛の桜が寿命を迎え、今度の平成桜が旺盛期を迎えるのは数年後のことでしょう。
美しいものを愛する心は時代に関係なく普遍的な人間の心の有り様だと思います。
このすばらしい景色を後世にまで残してゆきたいと改めて考える今年の春でした。