ビビットな黄色地に、単純でなめらかなラインの白鳩、目と商品名に使われている赤がほどよいアクセントになり、最後に全体をキリリと引き締める心憎い黒の使い方!
鎌倉の街のここそこで、修学旅行生がこの鳩の紙袋を持ってぞろぞろ歩いている様は、もはや古都のランドスケープの一部としてあらかじめデザインされているかのように、日常風景化しています。
今年の帰省土産に何かいつもと変わったものを、とよけいなことは考えずに定番の王道を行きましょう。
ご興味のある方は豊島屋さんのHP(鳩のつぶやき)に詳しいです。
鳩の日割引などもあるらしいですよ。
明治の発売時より同じ型を使用しているというこの由緒ある鳩くんは、今や鎌倉を飛び出し、羽田空港などでは関東土産として、全国区の知名度を誇ります。
①銘菓でありながらも、敷居の高くない素朴な味。
②一枚が大きく食べ出がある。
③軽いので持ち運ぶのに苦にならず、日持ちする。
という当たり前の理由とは別に、
④八幡宮の神使・鳩 + フランス菓子サブレー・三郎
(ハト・サブロー → ハト・サブレー) との語呂合わせからきているキャッチーなネーミング。
⑤鳩のしっぽが暴れないよう、個別包装の一点をとめているなどという、販売手側の細かいこだわり。
⑥そして極めつけは、完璧と言える、あのパッケージデザイン!